塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件

「人相的にあの男はあんまりよくないから、できれば違うバイト先を探すのを勧める。続けるなら毎回迎えにいく」
「いや、大丈夫だよ」

 店長のパワハラは見てきたので、たすくの言うことはわかる。でもいくらなんでも毎回迎えに来るのはやりすぎだと思う。

 帰宅してマンションの扉を開いた瞬間、壁に体を押し付けられて、突然キスされた。

「お前、狙われてんじゃん。男が気のない女につきまとうかよ」
「え……私お金とかないし狙う意味ないよ」
「ばーか。お前は自分が思ってるよりかわいいんだから自覚しろ」

 ──か、かわいい?
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