塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件
薄い膜越しに熱を感じて、たすくが果てたことを知る。ぎこちなくて全然うまくできない初体験だったが、抱き合ったままずっとこうしていたいと思う。
「ごめん、どうしていいかわかんなかった」
「毎日してたらそのうちわかるだろ」
「ま、毎日?」
「今まで我慢してたぶん」
たすくが自分への欲望を我慢してたなんてちっとも知らなかった。そもそもひなたのようなタイプを好きになること自体が重大なエラーというか。
みんなが憧れる王子様と抱き合っている。
なんかの間違いじゃないかなぁと今でも思う。夢かもしれないけど、この多幸感は起きても忘れずにいたい。
くっついていると互いに眠気が押し寄せてきて、そのまま眠ってしまった。