塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件
「飛行機とった。一緒に行こう。ヒナも会いたいだろ」
「いいの? 行きたい」
コウシャクに会いたい。だけど、親が離婚してからたすくの実家には行っていない。当然だ。たすくのお父さんからしたら他人だし、自分を裏切った女の娘だ。
「でも私が行ったらびっくりするんじゃないかな」
自分たちのことをなんと説明するのか。
「いいんだって。親父は知ってるから」
「え……」
まさかひなたのことを話しているとは思わなかった。