塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件

 我ながら服装は野暮ったいし、顔立ちは芋くさい。
 すれ違う人が、たすくの顔面偏差値の高さに驚き、そして隣のひなたを見て、再び驚く。

 ──なんか悪いことしてるみたいだな。

 付き合っていることは、ハル君には伝えた。ハル君は、たすくは信頼できる人だよね、ひなちゃんよかったねと言っていた。
ハル君にも信頼できる人が見つかるといいなと、余計なお世話だけど口には出さすに思っている。

 最近忙しいから、二人でゆっくり出かけられて嬉しい。

「ロボコンの準備まだ忙しいのか」
「えっと、私は補欠みたいなもので、優秀な先輩方からしたら全然役に立たないんだけど、すごく光栄な話だから、頑張ろうと思って」
「いんじゃね」
「それでね、研究室に泊まることもあるけど心配しないでね」
「……それって男ばっかのとこに四六時中いるってことか?」
「あ、うん。そうだけど」
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