塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件
「おはよう」
「ハル君、おはよう」

 大学へ向かう路地でハル君に会った。最近ではすっかり日常を取り戻したようだけれど、事件のトラウマはまだ深く、笑顔に少し陰りがある。

「ね、どうしたの。顔色悪いよ」
「最近寝不足で……」

 最近制作中のロボットに深刻なエラーが見つかり、家でもほぼ休む時間がない日々を過ごしていた。 
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