塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件

 たすくが険しい顔をする。母親の恋人に性被害にあったなんて知ったら激怒するに違いない。

「俺も?」
「たすく君は、ずっと大丈夫なの」

 うしろからぐっと抱きしめられた。たすくの手がひなたの寝巻の中に入ってくる。

「あ、あの……」

 振り向くと唇を塞がれた。

「明日の予定は?」
「講義のあとは研究室にこもって、帰ったらバイト……」
「多忙すぎないか」
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