塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件
 よくわからないまま皆に促され研究室を出て、構内にあるメインステージに向かう。
 ずらりと背の高いスタイル抜群の華やかな女性たちが並んでいて、端っこにはミカがいた。

「お、お待ちかね。一年生の春日日向さんの登場です!」

 強引にステージに上げられるが、徹夜明けで、髪もボサボサで一人だけ明らかに場違いでなにか恐ろしいことに巻き込まれた恐怖で動けなくなった。

 ──メイクしてないとか、髪が整ってないとかそういう問題じゃない。

 フラミンゴの群れの中に無理やり入ったペンギンのような違和感……。

「これで今年のミスコン出場者が揃いました!!」

 ──み、みすこん?
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