塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件
圧倒的に迷いのない言葉。
ステージの周りで悲鳴が上がる。ひなたは、悪い魔法使いに石像にでもされたかの如く固まってしまった。
「待って! 話があるの」
ミカがたすくに声をかけた。
「初めて会った時から好きなの。知ってるでしょう」
あまりの展開に、ざわつきが大きくなっていく。ミスコンに興味のない学生たちも何事かと集まり始めた。修羅場なのか、愛の告白なのか。皆の好奇の目がステージに向けられた。
「すまん。俺にはこいつがいるから」