塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件

 たすくの言葉に歓声が上がる。ひなたはいまだに何が起きているのか理解できなかった。

 ──徹夜しすぎて、変な夢見てるのかも……。

「その子はあなたにふさわしいの?」
「俺が決めた」
「たすく、二股かけるような不誠実な子と付き合うなんて私は嫌。私は、初めて会った時からたすくたけを見てきた。諦めようと思ったけど無理」

 ミカの正直な告白にその場は一瞬静まり返った。

「私はたすくしか見てない。その子よりずっとあなたを想ってる」
「ひなたは、みんなが思ってるような人間じゃねーよ」

「ちょっと待ってください!」

< 302 / 311 >

この作品をシェア

pagetop