塩系男子のステルス溺愛 クールで無愛想な義兄が、なぜか私にだけ甘すぎる件

「終わったか?」
「うん」
「全部解けるようになったな」
「あの……いつもありがとう」

 自分たち母娘のことをこころよく思っていないのはわかっている。なのに、こうして言葉はぶっきらぼうでも、優しくしてくれている。

「別に。親父にPC買わせるためだし」
「……ごめんね。たすく君の家なのにお母さんと私で乗り込んじゃって」

 ずっと申し訳ないと思っていたことを口にすると、両手で頬っぺたをぐいと引っ張られた。

「もう寝ろ。お肌のゴールデンタイムは過ぎてるぞ」
「うん……」
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