前世恋人だった副社長が、甘すぎる



黒崎ホテルグループの御曹司、怜士さんとお会いした時、なんて格好いい男性だと思った。

すらりと高い背に、鍛えているであろう肉体、クールな雰囲気、まさに全てどストライクだった。

だけど……彼には愛する女性がいたのだ。




黒崎社長はもちろん、彼女との結婚に反対した。

そして島流しのように彼女を追いやった。

気の毒だと思ったが、彼女はごく普通の女性でごく普通のスーツを着ていたから……身の丈に合った男性と結婚するほうが幸せになれるに決まっている。

こうして私は、彼の父親からも歓迎され、無事に怜士さんと結婚出来ると思ったのに……怜士さんは、一癖も二癖もある男性だったのだ。


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