前世恋人だった副社長が、甘すぎる
そして、副社長は待ってましたと言わんばかりに言い放ったのだ。
「俺の家に住むか?」
「ぜっ、絶対嫌です!!」
副社長は危険だ、下心見え見えだ。
そして、私にどんな仕打ちをしても許されると思っているのだろうか。
きっと睨む私を、しゅんとした子犬のような瞳で見つめる副社長。
それを見ると、どうしても態度が軟化してしまう。
副社長はしゅんとしたまま告げる。
「うち、広すぎて部屋余っているから……」
「それ、自慢ですか!?」
「穂花なら絶対喜んでくれると思ったんだけど……」
喜ぶか!?なんて叫びそうになった。