前世恋人だった副社長が、甘すぎる


そして、副社長は待ってましたと言わんばかりに言い放ったのだ。


「俺の家に住むか?」

「ぜっ、絶対嫌です!!」


副社長は危険だ、下心見え見えだ。

そして、私にどんな仕打ちをしても許されると思っているのだろうか。

きっと睨む私を、しゅんとした子犬のような瞳で見つめる副社長。

それを見ると、どうしても態度が軟化してしまう。


副社長はしゅんとしたまま告げる。


「うち、広すぎて部屋余っているから……」

「それ、自慢ですか!?」

「穂花なら絶対喜んでくれると思ったんだけど……」


喜ぶか!?なんて叫びそうになった。




< 60 / 258 >

この作品をシェア

pagetop