狂愛〜虎を照らす月〜
「なるほど」


「それから、いつでも入れるけど、組員は基本、朝は4時から6時、夜は8時から10時くらいが多いな。まぁでも。組員が住んでる方にも10人用のシャワー室があるから、割とそっちを使うやつも多い」

「そうなんだ!」

「だから、空いてれば遠慮せず入っていいからな。あとは夜中の3時からの1時間は清掃が入るはずだ」

「わかった!ありがとう」


「お前の札も用意させるな」


「ありがとう」

そして2人でお風呂に入った。


「私、仕事ってどうなる?」
私は、また縁に手をかけて脚を伸ばしてぷかぷかと浮きながら岳に話しかける。


「それなんだが、、どうしたい?
お前は、熊んとこの会社だし。
基本は、家に入るんだが、、、」


「んじゃ辞める!!」


「はえーな」


「あはは!だって、もともと結婚するまで働けって話しだったから」


「そうか。でも、俺もその方がいい。」


「お世話になります」

私は姿勢を整えて頭を下げた。


「ああ。よろしくな」

岳は私の手を引き寄せ、抱きしめる。







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