狂愛〜虎を照らす月〜
俺の目つきが一瞬変わったのを見逃さなかった陸だが、防ぎきれず結局俺の回し蹴りが見事に当たって、吹っ飛んでいった。

「兄貴っ!」


「ははは!!サプライズだ。ありがとうございました」

俺は一礼して、深月を見れば、驚いた顔をしていた。

怖がらせたか?

「深月?」


「何今の」
深月がボソボソと言ってる。


「ん?」


「今のどうやったの!?」
すると今度はデカい声でランランとした目をして俺に聞いてくる。


「どうって、、お前もしてたろ」


「いや、ぜんっぜん違う!!凄かった!!
バーンて!音が違う!」

おお。興奮してんな。


「兄貴、、、今のは結構痛かった」
陸も戻ってきたようだ。


「でも、折れてないだろ」


「まぁそうだけど」
と、スリスリとさすっている。



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