狂愛〜虎を照らす月〜



「あ、あはははー。失礼しましたー。
行こう!岳!!」

2人を睨みつける岳の背中をグイグイ押して部屋に向かって歩いた。

「忘れろよ!?いいな!?」
岳は私に押されながらも、顔だけ振り向いて2人に言う。


「はいはい。2人で仲良くケツ並べて風呂に入ってたなんて、忘れますー」
そう言って、陸さんと朔さんは風呂に入って行った。


「陸!!朔!!」
岳が誰もいない廊下に怒鳴る。


「ほら!そんなに大きな声出したら、みんな来ちゃうよ!?」



「チッ!ったくよ。」
見事な逆ギレに思わず笑ってしまう。


陸さんと朔さんには、あの日の翌日にしっかりと謝った。
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