狂愛〜虎を照らす月〜
「それは、やめとこ?ね?
見えてなかったかもしれないじゃん?
ほら、前の方はまだ1度も見られてないし!!」
「一生見られてたまるか。俺のだ」
岳が、子供みたいな事を言ってる。
そして、ドライヤーも終わって廊下に出れば陸さんと朔さんがいた。
ゲッ!さすがに気まずい。
「あのさぁ、あんたら何やってんの?
札!!いい加減、忘れんなって!!
俺らじゃなかったら、今頃大騒ぎだぞ!?」
陸さんが、珍しくプンプンしてる。
「お前ら。深月のケツみたか?」
岳が低い声を出す。
陸さんと朔さんは分かりやすく目をそらす。
「「見てますん」」
どっちだよ!!
もういいよ!!