狂愛〜虎を照らす月〜
「2人して化けもんだな」
陸さんが言って、朔さんがそれに大きく頷く。
「こんなんじゃベッドが、壊れんじゃねぇか?」
朔さんが言う。
「ちょっ!!やだー!!もう!!」
そう言って、2人をバシバシ叩いた。
「「イテ!いてーって!!力!!」」
「まず、そういう事だ。心配かけたな」
岳が2人に言った。
「ああ。ベッドもう一個用意しとくな」
そう言って陸さんと朔さんは笑った。
「んじゃ、ソファーもついで」
「岳!!」
私は、岳をさえぎる。
もう!!バカじゃないの?
恥ずかしいってば!!
「と、とにかく、昨日はごめんなさい」
謝る私を、陸さんと朔さんは微笑み返してくれた。
みんな、優しい。