狂愛〜虎を照らす月〜
「んな!?
そ、そうですか、、。
それじゃ、我慢でお願いします」
岳の目が本気だ。
めちゃくちゃ我慢してる。
ふふふ。
私の事で、こんなになっちゃう岳が愛おしい。
一瞬でも、不安になったのが嘘みたいだ。
「あ!!岳!仕上げにこれだけお願いしていい?」
そう言って、ボディーにつけるパールの入ったボディークリームを岳に渡す。
「これ塗るといいのか?」
「うん。背中とか」
「わかった」
そして岳が、塗ってくれる。
「なぁ。ムラついてきたわ」
「ちょっと!!我慢するって言ってたじゃん!」
「いや、こんなん濡らされたら、ムラつくだろ」
身の危険を感じた私は
「岳背中終わったよね?」
「ああ」
「ありがとう。あと、自分でする!」
そう言って、岳からクリームを取ろうとすればひょいっとかわされてしまった。