狂愛〜虎を照らす月〜
「滅多にしないな」


「免許ない?」


「あるわ」


「え、写真みたい」

岳は前の席の組員に言って財布をもらうと、免許を見せてくれた。


「ねぇ」


「なんだよ」


「怖いよ顔」


「うるせぇ。もともとだろ」


「うそうそ!カッコイイカッコイイ」


「そん時、俺たしか前日だかに肋骨やっちまってて、息するだけで痛かったんだよ」


「はい?その、、乱闘的な?」



「いや?スノーモービル陸と朔と乗り回してて、ウサギ出てきて避けたら転んで下敷きになった」


「何やってんの?」

心配して損したわ。


「その時期ハマっててよ。」

本当に。


「やんちゃだね」


「お前程じゃない」


「私、べつに普通でしょ!!」


「はいはい。ほれ、着いたぞ」
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