狂愛〜虎を照らす月〜
「若!2つは、雑居ビルです!もう1つは、沿岸の倉庫で、止まりました!」
「わかった。お前らはビルへ。
俺たちは倉庫へ向かう。組員をよこせ」
「承知!」
「朔。沿岸の倉庫だ」
「承知」
沿岸の倉庫は、ギリギリ俺たちの管轄外だ。
面通しして、面が割れたからか!?
もしかして、最近騒いでるギャングの真似事をしている奴らか!?
所詮真似事で弱っちいが、人数だけは一丁前だったはずだ。
隣町との境い目に拠点を置いているため、俺たちの管轄外だが、やたらとこっちでも悪さをする。
あいつらは、組に属してないから厄介だ。
拠点が西なだけに、黙ってれば調子に乗りやがって。
西は何やってんだ。
わかってんだろうな?
東が龍虎会。
西は雷神会。
俺たちは、公にはしていないが、協定を結んでいて、よっぽどの事がない限り接触はしない。