狂愛〜虎を照らす月〜
後ろから深月に覆い被さるようにして、キスをせがむ。

深月は、肘を付いて、顔だけ振り向き俺のキスに必死に応える。

舌を絡め、舐めまわし、吸いつく。


「ハァ、、アッ」

深月の甘い声が、余計に俺を煽る。
普段は低い声が、この時だけは高くなる。

唇を離して、顔を寄せ合いながらも、俺の腰は止まらない。

俺に甘えるように。
猫みたいに。
頬ずりしてくる深月。


私は無事だよと伝えるように。


そしてしなやかに身体を反らせる。


「深月ッ」


「背中っ、、どう?、、ハァ」


「綺麗、、だ。」


「でしょ?、、ンッ
一発も貰わなかった」


「ああ。さすがだな、、本当に」


「私に触れるのは、、、ハァ
岳、、だけ、、だからッ」


嬉しい事を言ってくれるよな本当に。
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