狂愛〜虎を照らす月〜



「んで、ベッドで目が覚めて。起こさないようにそっと出て、最初旅館かと思ったんだけど、その岳さんの側近の人とあって、若って言ってて、同業ってのだけはわかって、、」


「それで?」


「だから、帰っていいって言われたって嘘ついて。見送りされて、玄関に龍虎会の掛軸あって、門でて、進藤組って書いてあったの見て、初めて知った、、、んで、今に至る」


「なるほどね」


「だ、大丈夫かな?」


「まぁ、薬も事故だし、違法なやつじゃないだろうし。あとは、向こうがどう動くかじゃない?」


「そうだよね、、、。
とりあえず、応急処置取ってくれたんだろうしね。」


透さんは、しばし難しい顔をしてる。


「どうしたの?」
紗理奈が透さんに聞く。
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