パパになった冷徹御曹司の溺愛は止まらない!~内緒の赤ちゃんごと、独占欲全開で娶られました~
 昔はキラキラとしたシャンパンに、ドレス、高級な料理を食べながら出会った私たち。

 今は、あの頃より穏やかな笑みで、コーラを飲んでいる。

 遠くから見ていた時よりも、一夜を過ごした時よりも、一番近くにいる気がする。
 ドキドキとしてしまう自分の気持ちをごまかすように、私はスプーンを口に運ぶ。
 確かにいつも、味など二の次でお腹が膨れればいいと思っていた。
 こんなゆったりとした気持ちで、外食をしたことなどなかったと思う。

「おいしい」

 そう口にすると、恭弥さんは嬉しそうに微笑んだ。
 その後、私たちはゆっくりと水族館を見て回った。

途中、弥生はベビーカーでぐっすり眠ってしまったこともあり、ふたりきりになってしまったが、もう気まずはなくなっていた。
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