パパになった冷徹御曹司の溺愛は止まらない!~内緒の赤ちゃんごと、独占欲全開で娶られました~
 サラリとエスコートさせられ、フロアの一角にあるカウンターのバースペースへと案内された。
 
 カウンターには顔見知りのバーテンダーがいて、私を見て一瞬驚いたような表情を浮かべたが、さすがプロというべきだろう。
 すぐに笑顔を浮かべた。

「すみません、急にお誘いして」
 何も言わずにただグラスを傾けている恭弥さんに、私はたまらず声をかけた。

「あの、ありがとうございました。これだけいただいたら失礼しますね」

今日の私の恭弥さんをひと目みるというミッションは達成したし、もう思い残すことはない。
こうしてグラスを傾けられただけで、幸せな思い出ができた。これで前を向いて新しい恋をしよう。
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