パパになった冷徹御曹司の溺愛は止まらない!~内緒の赤ちゃんごと、独占欲全開で娶られました~
 本当に舞踏会に行けそうなドレスに、我ながらうっとりとしてしまう。


「これは、代々伝わるものなの」
 お義母様が取り出したのは、ティアラとネックレスとイヤリングのセット。
 ダイアモンドがあしらわれていて、本当にプリンセスのもののようだ。

「見事ね」
 母もそれを見て目を輝かせている。

「恭弥が、心から愛せる伴侶を見つけることができて、かわいい孫もいて。本当に幸せ。咲良さんありがとう。そしてこれからもよろしくね」

 お義母様の優しい言葉に、式の前にも関わらず泣きそうになってしまう。

 その時、控室のドアがノックされた。

「はい?」

 お母さまが返事をすると、「恭弥です」と聞こえた。

「あら、何か用かしら?」

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