パパになった冷徹御曹司の溺愛は止まらない!~内緒の赤ちゃんごと、独占欲全開で娶られました~
 彼女といるとすべてをさらけ出しそうな気さえしてきてしまう。

 元樹に対する裏切りを証明するためだ、そう自分に言い聞かせてホテルのルームキーを渡す。

 パーティーが終わり、部屋にいないで欲しい。そんな思いで扉を開ければ、美しいほど儚くテラスに佇む咲良を見つけた。

 まだ引き返せる。ここまでついてきただけで、元樹への裏切りだと証明できたじゃないか。
 

 頭の中ではそうわかっているのに、俺は彼女の唇を無意識に奪っていた。



それからは、もう止まることなどできなかった。
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