パパになった冷徹御曹司の溺愛は止まらない!~内緒の赤ちゃんごと、独占欲全開で娶られました~
 元樹にも、もう誰にも渡したくない。抱いてしまえば沸き上がる咲良への思い。

 どこからか咲良が俺と一緒に部屋に行ったと聞きつけたのか、元樹からの夜中の着信。
 どう償っても許されないことをしたのはわかっている。でも、もう止まらなかった。

 元樹が俺を憎めばいい。恨んでくれ。でも、咲良のことは譲りたくない。

 そんな思いで出た辛辣な言葉。

 元樹が何か叫んでいたが、それを聞かずに俺は電話を切っていた。

 今日は、咲良を感じて眠りたかった。こんな裏切りをした兄など見切って欲しい。最高な気分と人生で一番感じた罪悪感を感じた夜だった。

しかし、次の日、俺の目の前から咲良は消えていた。
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