ハーフ☆ブラザー 突然出てきた弟に溺愛されてます!
「……ちょっと、何? 気持ち、良くない……?」
「……逆。気持ち良すぎて……先にイキそう……」

互いの荒い息遣いを肌で感じながら、夢中になって身体をつなぐ。

とろけるような心地よさに、満たされてゆく(こころ)肉体(からだ)

「……もう、離れてなんか、やらない、から……」

私のささやきに、大地は艶っぽくあえぎながら、片目をつむってみせた。

「……夜だけじゃなくて……昼も、ね……? ずっと、僕を……必要だって、言って……?」

問い返された言葉に、喉の奧で笑って、ふたたび大地の耳元に唇を寄せた───もう、どうしようもなく、必要だってことを、伝えるために。





           ❖おわり❖
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