100日婚約なのに、俺様パイロットに容赦なく激愛されています
「もういいよ。俺は仕事が一番だし、金城と気まずい関係になりたくない。今までもこれからも」
「は、はい。私も同じです」
「今後のために五十嵐さんに聞いておいて。昼休みに隣で飯を食うのはアリかナシか。また、ちんすこうを持ってこられても困るんだよ」
自分の発言に吹き出した浅見の顔は、なにかを吹っ切ったようにさっぱりとしていた。
よくわからないが許してくれたようで、和葉も安心して一緒に笑う。
カレーライスの残りを食べ終えて浅見が仕事に戻り、和葉は伸びたラーメンをすすった。
ちんすこうで思い出したのは、家族の顔だ。
先月の帰省では五十嵐が勝手に挨拶に来るから、別れた時にどうやって家族に説明すればいいのかと頭を悩ませた。
がっかりさせるという心配がなくなったので、今後は実家から電話がかかってきても気楽に彼の話ができそうだ。
(五十嵐さんのお母さんのところへも挨拶にいきたい。ちょっと緊張する)
早いうちにと相談しているが、ふたりの休みのスケジュールがなかなか合わないため休暇を申請して来月以降になりそうだ。
(まさか私が結婚するなんて)
左手の薬指を見つめる。
仕事中なので指輪はつけていないが、くすぐったい気持ちになる。
今朝のベッドの中にいた彼を思い浮かべ、愛しさを抱きしめていた。
それからひと月ほどが経ち、年始の雰囲気が残る寒い日に五十嵐の母親に会いにいく。
「は、はい。私も同じです」
「今後のために五十嵐さんに聞いておいて。昼休みに隣で飯を食うのはアリかナシか。また、ちんすこうを持ってこられても困るんだよ」
自分の発言に吹き出した浅見の顔は、なにかを吹っ切ったようにさっぱりとしていた。
よくわからないが許してくれたようで、和葉も安心して一緒に笑う。
カレーライスの残りを食べ終えて浅見が仕事に戻り、和葉は伸びたラーメンをすすった。
ちんすこうで思い出したのは、家族の顔だ。
先月の帰省では五十嵐が勝手に挨拶に来るから、別れた時にどうやって家族に説明すればいいのかと頭を悩ませた。
がっかりさせるという心配がなくなったので、今後は実家から電話がかかってきても気楽に彼の話ができそうだ。
(五十嵐さんのお母さんのところへも挨拶にいきたい。ちょっと緊張する)
早いうちにと相談しているが、ふたりの休みのスケジュールがなかなか合わないため休暇を申請して来月以降になりそうだ。
(まさか私が結婚するなんて)
左手の薬指を見つめる。
仕事中なので指輪はつけていないが、くすぐったい気持ちになる。
今朝のベッドの中にいた彼を思い浮かべ、愛しさを抱きしめていた。
それからひと月ほどが経ち、年始の雰囲気が残る寒い日に五十嵐の母親に会いにいく。