100日婚約なのに、俺様パイロットに容赦なく激愛されています
和葉が座ると注文しなくても薄黄色のロングカクテルが運ばれてきた。
パイナップル味で泡盛ベースのカクテルは沖縄出身の和葉のためにマスターがメニューに加えてくれたもので、その優しさと故郷の味が心にしみる。
つまみはすでにテーブルに並んでおり、隣に座るマニア仲間がピザとソーセージの盛り合わせを勧めてくれた。
「おつかれさん。仕事の後は腹が減ってるだろ。これだけじゃ足りないな。マスター、和葉ちゃんになにか二、三品、作ってやって」
「いつもすみません。いただきます」
毎度ご馳走してもらって申し訳ないが、財布を出そうとすれば止められるのでありがたくいただいている。
早速ピザを頬張っていると、テーブルの上に手のひらサイズの金属部品が置かれた。
「これ、なにかわかる?」
「エンジンのコンプレッサーブレードですね。オークションですか?」
「さすが。B747-400に使われていたものなんだ。オークションじゃなく知り合いとの物々交換で入手した。ふたつあるから、ひとつあげるよ。整備士の和葉ちゃんは見飽きていらないかもしれないが」
「いります」
食い気味に即答すると笑われて恥ずかしくなる。
彼らも和葉も航空機部品の収集家だ。
引退した航空機のパーツが売りに出されることがあり、まだ学生だった頃からアルバイト代をつぎ込んでコツコツと集めていた。
パイナップル味で泡盛ベースのカクテルは沖縄出身の和葉のためにマスターがメニューに加えてくれたもので、その優しさと故郷の味が心にしみる。
つまみはすでにテーブルに並んでおり、隣に座るマニア仲間がピザとソーセージの盛り合わせを勧めてくれた。
「おつかれさん。仕事の後は腹が減ってるだろ。これだけじゃ足りないな。マスター、和葉ちゃんになにか二、三品、作ってやって」
「いつもすみません。いただきます」
毎度ご馳走してもらって申し訳ないが、財布を出そうとすれば止められるのでありがたくいただいている。
早速ピザを頬張っていると、テーブルの上に手のひらサイズの金属部品が置かれた。
「これ、なにかわかる?」
「エンジンのコンプレッサーブレードですね。オークションですか?」
「さすが。B747-400に使われていたものなんだ。オークションじゃなく知り合いとの物々交換で入手した。ふたつあるから、ひとつあげるよ。整備士の和葉ちゃんは見飽きていらないかもしれないが」
「いります」
食い気味に即答すると笑われて恥ずかしくなる。
彼らも和葉も航空機部品の収集家だ。
引退した航空機のパーツが売りに出されることがあり、まだ学生だった頃からアルバイト代をつぎ込んでコツコツと集めていた。