イケメンカリスマ美容師の沼は思った以上に深そうです
「いつか……ちゃんと食べてくださいね。最後まで」
目の前に立つ快永さんを見上げると、驚いた顔をしたまま固まっていた。
「なんてこと言うんだよ。理性が飛ばないように必死で繋ぎ止めてるときに」
左手で自身の顔を覆ったあと、彼は広い胸に私を閉じ込めるようにして抱きしめた。
爽やかなフレグランスの香りが鼻腔をくすぐり、たくましい胸板から温もりが伝わってくる。
「快永さん、大好きです」
出会ったときから今までずっと心を掴まれたままで、この恋をあきらめることはできなかった。
脈なんてない、振り向いてもらえないとわかっていても、どうしても彼じゃないとダメだった。
「たぶん俺のほうがもっと好きだ。君が四六時中俺のことしか考えられなくなったらいいと思うくらい」
こんな執着にも似た恋愛感情を、彼も同じように抱いてくれていたの?
真剣な眼差しで紡ぐ彼の言葉を聞いたら、この上なく胸がキュンとして感極まってきた。
「俺の“サンドリヨン”は杷子だった。だから覚悟して。これからはドロドロに甘やかすから」
互いの額がコツンとぶつかって微笑み合う。
イケメンカリスマ美容師・折原 快永の溺愛の沼に、私がこの先ますますハマっていくのは間違いない。
だけどそれでもかまわない。それがたとえ深くて底なしの沼だとしても、彼を愛する気持ちは変わらないのだから。
……いっそさらに深いところまで落ちてみよう。
――――END.
目の前に立つ快永さんを見上げると、驚いた顔をしたまま固まっていた。
「なんてこと言うんだよ。理性が飛ばないように必死で繋ぎ止めてるときに」
左手で自身の顔を覆ったあと、彼は広い胸に私を閉じ込めるようにして抱きしめた。
爽やかなフレグランスの香りが鼻腔をくすぐり、たくましい胸板から温もりが伝わってくる。
「快永さん、大好きです」
出会ったときから今までずっと心を掴まれたままで、この恋をあきらめることはできなかった。
脈なんてない、振り向いてもらえないとわかっていても、どうしても彼じゃないとダメだった。
「たぶん俺のほうがもっと好きだ。君が四六時中俺のことしか考えられなくなったらいいと思うくらい」
こんな執着にも似た恋愛感情を、彼も同じように抱いてくれていたの?
真剣な眼差しで紡ぐ彼の言葉を聞いたら、この上なく胸がキュンとして感極まってきた。
「俺の“サンドリヨン”は杷子だった。だから覚悟して。これからはドロドロに甘やかすから」
互いの額がコツンとぶつかって微笑み合う。
イケメンカリスマ美容師・折原 快永の溺愛の沼に、私がこの先ますますハマっていくのは間違いない。
だけどそれでもかまわない。それがたとえ深くて底なしの沼だとしても、彼を愛する気持ちは変わらないのだから。
……いっそさらに深いところまで落ちてみよう。
――――END.


