妹に許婚を奪われたら、冷徹CEOに激愛を注がれました~入れ替え婚!?~
 呼び鈴を鳴らせば、引き戸がガラガラと音を立てて開く。開いた戸の先には円香が求める人物が立っていた。

「……おじいちゃん」

 いつだって円香を正しい道へと導いてくれる、円香の大好きな祖父・孝之助がそこにいた。

「入りなさい」

 孝之助は一瞬驚いた表情をしたものの、円香の普通ではない様子を気遣ってくれたのか、何も言わずに家へと上げてくれた。
< 16 / 201 >

この作品をシェア

pagetop