妹に許婚を奪われたら、冷徹CEOに激愛を注がれました~入れ替え婚!?~
彰史から解放された円香はベッドにぐったりと横たわる。顔の下半分は布団を被って覆い隠し、目はほとんど伏せるようにして、彰史と視線が合わないようにしている。
彰史はというと、円香のほうを向いて横になり、片肘をついて枕にしている。枕にしていないもう片方の手は円香の髪を弄ぶようにして何度も梳いている。
「いい加減、機嫌を直せ」
「別に怒っては……」
「だったら、なぜ隠れる?」
「……恥ずかしい、から」
「ふっ、恥ずかしくなんてないだろ? 愛し合うことの何が恥ずかしい?」
「愛しっ!? ……」
この男は何に対してもストレートに物を言うが、睦言までもがそうだから困る。円香は余計に恥ずかしくなって、布団をさらに上へ引き上げるが、彰史はそれを阻止するように円香の顔をグッと彰史のほうへ向けさせる。
「ほら、こっち来い」
彰史は枕にしていた腕を円香のほうへ差し出し、胸元へと誘う。素直にそこへ飛び込むのはなんだか面白くないが、その場所がとても居心地のいい場所だと円香は知っているから、拒否なんてできない。結局は大人しく身を預けてしまう。
そうして素直に甘えてしまえば、彰史は円香を労わるように、優しく円香の背を撫でてくれる。
とても心地よくて、先程まで感じていた恥ずかしさも徐々に薄れる。そして、だんだんと冷静になってくると、この一週間不安に思っていたことが急に頭をもたげた。
彰史はというと、円香のほうを向いて横になり、片肘をついて枕にしている。枕にしていないもう片方の手は円香の髪を弄ぶようにして何度も梳いている。
「いい加減、機嫌を直せ」
「別に怒っては……」
「だったら、なぜ隠れる?」
「……恥ずかしい、から」
「ふっ、恥ずかしくなんてないだろ? 愛し合うことの何が恥ずかしい?」
「愛しっ!? ……」
この男は何に対してもストレートに物を言うが、睦言までもがそうだから困る。円香は余計に恥ずかしくなって、布団をさらに上へ引き上げるが、彰史はそれを阻止するように円香の顔をグッと彰史のほうへ向けさせる。
「ほら、こっち来い」
彰史は枕にしていた腕を円香のほうへ差し出し、胸元へと誘う。素直にそこへ飛び込むのはなんだか面白くないが、その場所がとても居心地のいい場所だと円香は知っているから、拒否なんてできない。結局は大人しく身を預けてしまう。
そうして素直に甘えてしまえば、彰史は円香を労わるように、優しく円香の背を撫でてくれる。
とても心地よくて、先程まで感じていた恥ずかしさも徐々に薄れる。そして、だんだんと冷静になってくると、この一週間不安に思っていたことが急に頭をもたげた。