「役立たず」と死の森に追放された私、最強竜騎士に拾われる~溺愛されて聖女の力が開花しました~
 しみじみと言うあたりは『お姉さん』というより、もう少し年配の空気を感じさせる。

 しかしそれを指摘すればおやつにされるのはエレオノールたちのほうだ。

「初夜を迎える前に手のかかる子どもが増えるとはな」

「でも、かわいかったです。あなたに似ているからかもしれませんね」

「どうせならエルを真似てくれればよかったものを」

『あ、そうそう。もうひとつあったわ。ずっと言わなかったこと』

 ふたりは顔を再び顔を見合わせた。

『無事につがいになったみたいだし、教えておくわね。あの子が卵から孵ったのは、自分を守り育ててくれる両親を見つけたからよ』

< 525 / 530 >

この作品をシェア

pagetop