「役立たず」と死の森に追放された私、最強竜騎士に拾われる~溺愛されて聖女の力が開花しました~
 リュースはエレオノールのもとで、何年も卵でい続けた。

 ドラゴンとはそういうものなのかと思っていただけに、シュルーシュカの言葉は興味深い。

 その場にシュルーシュカがいるわけでもないのに、エレオノールは前のめりになっていた。

「それは私とジークを見てそう思ったということですか?」

『私たちは最高の母親と父親のもとでなければ、何千年でも卵の中で生き続ける。本来ならば血が繋がった本来の両親のもとで生まれるのだけど、リュースは違ったのね。あなたたちが揃うのを待ち続けたんだわ』

 たしかに卵が孵ったのはジークハルトが現れてからだった。

 偶然かと思っていたがどうやら違ったようだ。

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