出会った彼は

残念そうに言う涼太くん。

公演は土日の2日間行われるから、明日も来るのかと少し期待をしていたらしい。


「明日は行けないけど、私の当てたライブも楽しみにしてるよ。」

「そっか~、まだ見てくれるんだもんね。嬉しい。」


そこから少しだけ、通話をしていたけれど涼太くんが誰かに呼ばれたようだった。

「ごめん、俺もう行かないと。気を付けて帰ってね。また連絡する。」


そう言って電話を切った。

美沙の元に戻る。


「おかえり!誰だった?」

「あ、涼太くん。」

「え!!そうだったの!?」

美沙は若干興奮気味に聞く。


「うん。最初のファンサ、私にだって言ってた。」

「やっぱり~、私もそう思ったよ!」
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