出会った彼は

涼太くんと2人でダイニングテーブルに向かい合わせで座って朝食を食べる。


「おいしい!」

何を食べてもおいしい。

「よかった。」


ニコニコ笑いながら私を見つめる涼太くん。

話をしながらごはんを食べて、食べ終わった後は片付けをする。


座っていていいと言われたけれど、さすがにごはんも作ってもらって片付けもしないのは気が引けた。

片付けはさせてとお願いすると、結局手伝ってくれる涼太くん。優しいな。


「俺、今日は夕方から打ち合わせがあるからその前に送るね。」

「うん、ありがとう。」


それからは時間までゆっくりと過ごしていた。

すっぴんで帰るのは気が引けるなと思いつつも、まあ誰に見られるわけでもないしいいかなと考えていた。
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