❤️お前に惚れた~極道の一途すぎる愛
(ひとみはこの俺を許してくれるだろうか)

力也の頭の中は不安がいっぱいだった。
そんな矢先、ひとみの意識が回復したとの病院から連絡があった。

力也は急いで病院に駆けつけた。

病室に入ると、ひとみが先生の診察を受けていた。

「ひとみ、よかったな」

力也はひとみに近づいた。

ひとみは顔を背けた。

力也は愕然とした。

「ひとみ、どうしたんだ」

力也はひとみの肩を掴んだ。

ひとみは力也を恐れているかの表情を見せた。

先生が慌てて、力也を止めた。

「我妻さん、ちょっとお話があります」

先生はそう言って、力也を応接室に案内した。

「我妻さん、落ち着いて聞いてください、奥様は全ての記憶を失っています」

「記憶がない」

「はい、恐怖な体験から、自己防衛本能が働くんです、ご自分が誰かも、ご主人のことも覚えていません」

力也は自分を責めた。

(俺がひとみを監禁したからだ)

力也は途方にくれた。

ひとみは力也のことが気になった。

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