強引社長は才色兼備のOLにご執心 ~そのキス、どういうつもりですか?~
椿一静、31歳。…若手ながら手腕は業界に大きな衝撃を与えるほどで、その名を轟かせているエリート社長。
建物の最上階に位置するオフィスの奥、空席のデスクチェアの住人。社長室なんてものはなくて、彼は私たち社員と一緒に仕事をする。同じ階で同じ空間を共有する総務を始めとして、社長自ら各部署それぞれとライトに風通しよく付き合うのが社風だ。営業に出向いたり人材を発掘し集めたり、椿不動産を率いるドンは、そうして誰よりも真摯に貪欲に会社を背負っている。
「おい、また俺より芹澤の方がデカいじゃねーか! なんだよもう、次は全面でって俺広報に言ったのにー」
突然頭上から飛んできた呑気な声に振り向く。
「社長…戻られたんですね」
「おー、ただいま〜」
真摯に貪欲……それは必ずしも仕事に対してだけではないのが、椿一静という男。
彼は自分の容姿が整っていることを知っている。会報に載るために直談判までしてたなんて…ほんっと呆れるほどの自信よね。
「今から広報行ってくるか…?」
そしてめげない。私は思わずため息をついて言う。
「そんなのはいいですから仕事してください。 社長、また寄り道してきましたね? 予定より一時間遅いのでそれなりに溜まってますよ」
「まじかよ。でもほら、皆にお土産買ってたんだって。好きだろ?女子はこういうの」
そう言って社長は持っていたパティスリーの袋を掲げる。総務は男女比で言うと女性の方が多い。こういう時女子に合わせてきちゃうあたり、慣れてるんだろうなぁ。
いち早く反応したのは瑠夏ちゃんだ。
建物の最上階に位置するオフィスの奥、空席のデスクチェアの住人。社長室なんてものはなくて、彼は私たち社員と一緒に仕事をする。同じ階で同じ空間を共有する総務を始めとして、社長自ら各部署それぞれとライトに風通しよく付き合うのが社風だ。営業に出向いたり人材を発掘し集めたり、椿不動産を率いるドンは、そうして誰よりも真摯に貪欲に会社を背負っている。
「おい、また俺より芹澤の方がデカいじゃねーか! なんだよもう、次は全面でって俺広報に言ったのにー」
突然頭上から飛んできた呑気な声に振り向く。
「社長…戻られたんですね」
「おー、ただいま〜」
真摯に貪欲……それは必ずしも仕事に対してだけではないのが、椿一静という男。
彼は自分の容姿が整っていることを知っている。会報に載るために直談判までしてたなんて…ほんっと呆れるほどの自信よね。
「今から広報行ってくるか…?」
そしてめげない。私は思わずため息をついて言う。
「そんなのはいいですから仕事してください。 社長、また寄り道してきましたね? 予定より一時間遅いのでそれなりに溜まってますよ」
「まじかよ。でもほら、皆にお土産買ってたんだって。好きだろ?女子はこういうの」
そう言って社長は持っていたパティスリーの袋を掲げる。総務は男女比で言うと女性の方が多い。こういう時女子に合わせてきちゃうあたり、慣れてるんだろうなぁ。
いち早く反応したのは瑠夏ちゃんだ。