月と太陽の事件簿1/月明りに照らされて
あたしはパトカーに戻り無線を所轄へつなぐと、一通りの連絡をした。

そして現場に到着したら改めて連絡するよう指示をした。

無線連絡を終えたあたしは達郎と紀子さんにパトカーに乗るよう言った。

シートベルトをしながらあたしは改めて状況を考えてみた。

紀子さんの話とあわせて想像してみると、清水氏は別荘への帰り道で転倒し後頭部を強打。
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