月と太陽の事件簿1/月明りに照らされて
清水です、と先に名乗ることによって電話の相手(紀子さん)に思い込みをさせたまでは良かった。

しかし相手が様子を見に来るというのが誤算だった。

あわてて物陰に身を隠し、やってきた紀子さんをやり過ごした後、急いで現場を離れた。

あたしたちがやってきたのはその後だろう。

そして別荘に戻ってずぶ濡れになった服を脱いでいた時、あたしたちが訪ねてきた。
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