月と太陽の事件簿1/月明りに照らされて
そこでとっさにシャワーを浴びてたふりをしたわけだ。

「考えてみりゃ、変だと思ったのよね」

あたしのつぶやきに対し助手席の達郎が何が?ときく。

「いくら警察が訪ねてきたからってさ、女性がバスタオル一枚で人前に出るなんて普通あり得ないもん」

おかげであたしは動転し、永田恵理がシャワーでなく雨に濡れたため、震えていたことに気がつかなかったかったワケだが。
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