海が凪いだら迎えに来てね〜元カレ海上保安官に極秘出産が見つかるまでの軌跡〜



状況が理解できなくて、瞬きを何度も繰り返す。


──え、これってプロポーズ?


何で【オメデトウ】ってお祝いのプレートが先に来てるの!?私が断るという選択肢は用意されてないの!?!?



「何固まってんだよ…早く受け取れよ」



って、、だから何で私が受けとる前提で話が進んでるの!?



「いや、何でもう私が受け取る前提で話進めてるの!?congratulationって何!?これって終わってから持ってくるものじゃないっ!?何で先に持ってきてるの!?っえ、手違い!?ミス!?」



横で立って手を叩いているスタッフを軽く睨みつけた私に、凪砂がため息をつく。



「─…お前、相変わらずだな」





そう言って笑うと、中に収めされている指輪を手に取り、静かに私の左手の薬指にソレをはめた。


< 122 / 134 >

この作品をシェア

pagetop