ヤキモチ妬きな彼からの狂おしい程の愛情【完】
そんなある日の仕事終わり、映画の撮影も終盤を迎えている事、残りの撮影の英気を養う為にメインキャストで食事に行く事になった。
その席には勿論桜乃も居て、終始俺の隣を陣取ってくる。
(あーうぜぇなぁ……)
聞いてもいない事をペラペラ話し、人のプライベートな事を聞いてくる。
あまりの鬱陶しさにうんざりした俺が早めに引き上げようとすると、
「ねぇ雪蛍くん、ちょっと……大切な話があるんだけど、この後時間貰えないかな?」
意味深な言葉を口にした。
「何だよ、話って」
「ここじゃあちょっと……。そういえば南田さんの姿が見えないけど、彼女は?」
「あー、アイツは風邪拗らせて休んでるぜ」
「……そう、風邪を……。それって、本当に風邪が原因なのかな?」
「は? それ、どういう意味だよ?」
「……時間を取ってくれるなら、詳しく話すよ」
「……分かった。とりあえず一緒に出るのはマズい。十分後、この紙に書いた店まで来てくれよ」
「うん、分かった」
桜乃の話というのはどうやら莉世に関係がある事らしく、俺の心はいつになく動揺していた。
(莉世……お前、本当に風邪なのか? それとも、何か他に理由があるのか?)
不安な俺は莉世の声を聞きたい衝動を抑えながら、指定した知り合いのBARまで歩いて行く。
そして十分後、約束通り桜乃がやって来ると、
「実はね、結萌……南田さんの事である話を聞いちゃったの」
そんな前置きをして、莉世に関する話を始めた。
その席には勿論桜乃も居て、終始俺の隣を陣取ってくる。
(あーうぜぇなぁ……)
聞いてもいない事をペラペラ話し、人のプライベートな事を聞いてくる。
あまりの鬱陶しさにうんざりした俺が早めに引き上げようとすると、
「ねぇ雪蛍くん、ちょっと……大切な話があるんだけど、この後時間貰えないかな?」
意味深な言葉を口にした。
「何だよ、話って」
「ここじゃあちょっと……。そういえば南田さんの姿が見えないけど、彼女は?」
「あー、アイツは風邪拗らせて休んでるぜ」
「……そう、風邪を……。それって、本当に風邪が原因なのかな?」
「は? それ、どういう意味だよ?」
「……時間を取ってくれるなら、詳しく話すよ」
「……分かった。とりあえず一緒に出るのはマズい。十分後、この紙に書いた店まで来てくれよ」
「うん、分かった」
桜乃の話というのはどうやら莉世に関係がある事らしく、俺の心はいつになく動揺していた。
(莉世……お前、本当に風邪なのか? それとも、何か他に理由があるのか?)
不安な俺は莉世の声を聞きたい衝動を抑えながら、指定した知り合いのBARまで歩いて行く。
そして十分後、約束通り桜乃がやって来ると、
「実はね、結萌……南田さんの事である話を聞いちゃったの」
そんな前置きをして、莉世に関する話を始めた。