もつれた心、ほどいてあげる~カリスマ美容師御曹司の甘美な溺愛レッスン~
その姿がいつもの何百倍も素敵で、頭がふわっとして、気が遠くなりそうになった。
昨晩、必死で引いた心の防御線は、いともあっさり突破されてしまった。
「なんてね。さ、こっちへ」
彼はいつもの表情に戻ってわたしの背に軽く手を当てて、室内へと導いた。
「遅くに悪いね」
「いえ、どっちにしろ、夕飯を食べにくるので」
「そうだったね。そこに座って、ちょっと待ってて」
ソファー替わりの寝椅子に座って待っていると、玲伊さんが小さなグラスに入った橙色の飲み物をトレイにのせて運んできた。
みかんジュースよりも濃厚なオレンジ色。
人参ジュースかな。
「どうぞ召し上がれ」
「これ、何ですか?」
「綺麗になる魔法の薬」
「えっ?」
玲伊さんは、また少しいたずらっぽい目を向けてくる。
「嘘だよ。いや、ある意味、本当か。絶世の美女といわれた楊貴妃が好んだクコの実をメインに、美容にいい素材をブレンドした特製ジュースだから。飲んでごらん」
「クコの実って、よく杏仁豆腐の上にのってる赤い実ですよね」
玲伊さんはそうだよ、と頷いた。
昨晩、必死で引いた心の防御線は、いともあっさり突破されてしまった。
「なんてね。さ、こっちへ」
彼はいつもの表情に戻ってわたしの背に軽く手を当てて、室内へと導いた。
「遅くに悪いね」
「いえ、どっちにしろ、夕飯を食べにくるので」
「そうだったね。そこに座って、ちょっと待ってて」
ソファー替わりの寝椅子に座って待っていると、玲伊さんが小さなグラスに入った橙色の飲み物をトレイにのせて運んできた。
みかんジュースよりも濃厚なオレンジ色。
人参ジュースかな。
「どうぞ召し上がれ」
「これ、何ですか?」
「綺麗になる魔法の薬」
「えっ?」
玲伊さんは、また少しいたずらっぽい目を向けてくる。
「嘘だよ。いや、ある意味、本当か。絶世の美女といわれた楊貴妃が好んだクコの実をメインに、美容にいい素材をブレンドした特製ジュースだから。飲んでごらん」
「クコの実って、よく杏仁豆腐の上にのってる赤い実ですよね」
玲伊さんはそうだよ、と頷いた。