もつれた心、ほどいてあげる~カリスマ美容師御曹司の甘美な溺愛レッスン~
  大好きな玲伊さんとこうしてひとつになっている。

 そのことが、わたしに言葉では表せないほどの至福をもたらした。

 「平気……? つらくない?」
 
 そう言って、はじめはわたしを気遣っていた彼の動きが、徐々に余裕のないものになってゆく。

 彼の声もたえだえになり……
 そして……

 「うっ……」と声を漏らした後、彼はわたしの上に体を預けた。

 そのずっしりとした重みさえ、そのときのわたしには言いようもなく嬉しかった。

 
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