もつれた心、ほどいてあげる~カリスマ美容師御曹司の甘美な溺愛レッスン~
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ベッドに並んで横たわったまま、玲伊さんは感慨深げにつぶやいた。
「最高に可愛かったよ……俺、夢中になりすぎたかな? つらくなかった?」
「だい……じょうぶです。わたしも嬉しかった。玲伊さんと……その、ひとつになれて」
「ああ、優紀」
彼は汗で額に張り付いていたわたしの髪を丁寧に耳にかけると、腕を回して抱き寄せた。
その腕に包まれて、彼の胸に寄り添いながら、わたしはこれまでに感じたことがないほどの幸せに浸っていた。
「玲伊さんが言ってた意味、わかったかも……」
「ん?」
「愛する人と抱き合うのは恥ずかしいことではなくて、素敵なことだって」
彼はわたしの頭の下になっていた腕を抜いて、肘枕の姿勢になった。
そして、横からわたしの顔を覗き込み、それから唇に軽くキスした。
「そうだね。初恋の相手とこうして愛を交わせたんだ。こんな幸せは他にない」
わたしは乱れ髪の彼をうっとりと見つめながら呟いた。
「ですよね。本当に神様に感謝しなきゃ」