このままずっと甘い夜を 〜再会した元恋人は溢れる愛を押さえきれない〜
なんとそれは、わたしへの誕生日プレゼントだった。


中には、わたしの誕生石が埋め込まれたネックレスが入っていた。


「かわいい…!でも、…わたしなんかがもらってもいいのかな」

「澪のために選んだんだよ。だから、受け取ってくれないと困る」


名取くんは、私の首にネックレスをつけてくれた。


「…ありがとう、名取くん。大切にするね」


わたしがそう言うと、名取くんはやさしく微笑んだ。


「あとから愛理さんの誕生日パーティーだって知って断ろうとも考えたんだけど、澪にそれを直接渡せるならと思ってきたんだ」

「そうだったんだ。でも愛理さん、名取くんに会えるのを楽しみにされていたから…。わたしのことはいいから、戻ってあげて」

「どうして?俺は澪といっしょにいたいのに」


名取くんはわたしの顔をのぞき込みながら、そっと手を握る。
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