このままずっと甘い夜を 〜再会した元恋人は溢れる愛を押さえきれない〜
「僕は、彼女のパートナーです。彼女が妊娠しているというのなら、それは僕の子です」


名取くん、急になにを…!


「そうですか。でしたら、彼女の体調にもう少し気をつかってあげてください。きっと、体力的にも精神的にもつらかったと思いますよ」

「違うんです…先生!これはわたし1人の問題で、彼はなにも悪くは――」

「すみませんでした。彼女がこんなことになったのは、すべて僕の責任です」


どうして名取くん…、そうまでして――。


そのあと、名取くんも含めてわたしの体調についての説明があった。


わたしはつわりにより脱水症にもなりかけていたので、数日入院することとなった。


「お腹の赤ちゃんは元気ですので安心してください。今は、ご自身の体を大切に」

「…はい、ありがとうございます」

「ありがとうございます」
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