このままずっと甘い夜を 〜再会した元恋人は溢れる愛を押さえきれない〜
「どうして、結弦くんが…ここに!?」

「そ、それは…!たまたま通りかかられたときに、わたしを助けてくださったんですっ…。それだけです…」


わたしの話を聞いて、名取くんにペコペコと頭を下げて謝るお父さん。


「結弦さん、あたしからもお礼申し上げますわ。澪さんったら、いい歳して家出して困ってたの〜」

「…家出?そうだったのか?」


愛理さんの言葉に、名取くんがわたしの顔をのぞき込む。

わたしはとっさにうつむく。


そして愛理さんは、ここぞとばかりに続ける。


「それに聞いてくださる?結弦さん。さっきお医者さまから聞かされたんですけど、澪さん妊娠されてるようなの〜!清楚を装ってるみたいだけど、ねぇ〜…」

「相手がだれかもわからない子を身ごもって、それで恥ずかしくなって家を飛び出したのかしら?」
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